初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます。どらと申します。今回はシーズン27(禁伝2体環境の1シーズン目)でグレイシアと最高最終レートを大幅更新することが出来たので記事に残そうと思います。
目次
使用構築
構築作成経緯
採用順
→→→→ →水
①相棒のグレイシアを取り敢えずパーティに入れました。考察当初型は未定。
②今期は対オーガザシアンに対して安定した選出を用意しないとレートを伸ばせないと考えたので安定する強い勝ち筋を考えることにしました。
対オーガザシアンに対して後手に回るサイクルはしたくなかったので、「初手のカイオーガや一般枠のダイマを誘い、後発ダイマでザシアンごと貫く」をベースに考えました。(サイクルPTだとグレイシアを活躍させづらいのもあります)
カイオーガや一般枠のダイマックスを確実に誘うことが出来る先発要員に襷サンダーを採用しました。
切り返すエースはオーガザシアンの様々な取り巻きに対して五分以上で戦うことができ、1龍舞でザシアンを貫くことが出来るASジガルデを採用しました。
③初手襷サンダーとザシアンが対面した時にボルトチェンジ→引き先に圧をかけられるスカーフ枠でザシアンを倒すことで数的有利を簡単に取ることが出来ると考えました。なのでその枠に最も適しているスカーフメタモンを採用しました。
④ジガルデが不利を取る禁伝(etc…)に対して強く出ていけてジガルデと攻めの補完が良いザシアンを採用しました。
⑤オーガザシアン+地面枠がカバルドンorマンムーの並びやディアルガ絡みのサイクルに上記5体だと不利を取る為、その並びを纏めて見ることが出来そうな鉢巻水ウーラオスを採用しました。
水
⑥グレイシアの型は上記並びで処理ルートが限りなく少ないジガルデやルギアに対して強い型にすることにしました。最終的な型は有利対面から取り巻きの不利禁伝まで崩すことが出来て、鋼禁伝やカイオーガ以外に対しては1回動けるHDベースに落ち着きました。
完成!
水
コンセプト
- 環境で一番多かった並びオーガザシアンに対して勝率を稼ぐ
※以下常体
ポケモン紹介
(採用順に記載)
①グレイシア@食べ残し
特性:アイスボディ
性格:穏やか
実数値(努力値):H171(244)-×-B131(4)-C151(4)-D161(252+)-S81(4)
技:フリーズドライ/欠伸/身代わり/バトンタッチ
調整意図
HDライン
控え目ムゲンダイナのメガネ火炎放射を確定耐え
臆病イベルタルの珠ダイバーンを14/16で耐え
相棒枠。今期のグレイシアの役割は何か最初は全くわからなかったが、時々当たると面倒なルギアやジガルデ絡みのパーティーを欠伸身代わりバトン+剣舞ザシアンで全て貫けるのではと思いこの技構成に至った。
技構成は誘うヌオーやガマゲロゲ意識でフリーズドライ、食べ残しを最大限に活用できてコンセプトの身代わりバトンタッチの補助を行える、初手のジガルデが龍舞出来ないポケモンを流せるなど立ち回りの幅が広がる欠伸、コンセプトの身代わり+バトンタッチで完結。
努力値振りは特殊イベルタルに対して1回動くことが出来る可能性があるように出来るだけHDに振り切り。持ち物の食べ残しはジガルデの麻痺待ち身代わり連打に対して体力を確保することが出来、また欠伸を絡めることでも体力管理が可能で疑似的に行動回数を増やすことが出来る点がかなり良かった。
②サンダー@気合の襷
特性:静電気
性格:臆病
実数値(努力値):H165-×-B105-C173(220)-D115(36)-S167(252+)
技:10万ボルト/暴風/ボルトチェンジ/光の壁
調整意図
HD:壁下で控え目珠カイオーガの威力140ダイアイス+霰ダメージを最高乱数以外耐え
サンダーミラー意識の最速
オーガザシアンに対して勝率を伸ばしてくれたMVP枠。
対オーガザシアンに取り巻き()と合わせて安定する展開を取れる。以下例
対ザシアン→ボルトチェンジで削ってメタモンを着地させることで相手に大きく負荷をかけることが出来る。襷持ちなので確実に静電気チャンスを2回作ることも”一応”可能。
対カイオーガ→初手ダイマックスを誘導できるので光の壁→10万ボルトで場を作りジガルデのダイウォールやメタモンを絡めて容易に切り返すことが出来る。
対珠サンダー→光の壁を貼ることで裏のジガルデで容易に起点に出来る。(同速に勝てた時は相手の技選択次第でダイマターンを3ターン枯らせる)
技構成は上記例より必須なボルトチェンジと光の壁、ダイマックスをする機会もそこそこある為ダイマックスを強く使えるように暴風、カイオーガへ居座りながら打てる命中安定打点として10万ボルトで完結。
※パーフェクトフォルムをPF時と呼びます
③ジガルデ@柔らかい砂
特性:スワームチェンジ
性格:陽気
実数値(努力値):H183-A152(252)-B142(4)-C90-D115-S161(252+)
PF時:H291-A152(252)-B142(4)-C99-D115-S150(252+)
技:サウザンアロー/ストーンエッジ/草結び/竜の舞
調整意図
S:+1でPF時でも最速黒バドレックスを抜ける
C:ダイソウゲンでH252D4ヌオーを確定1発
(以下柔らかい砂補正あり)
A:ダイアースでH252ザシアンを確定1発
+1サウザンアローでH252ザシアンを確定1発
+1ダイアースで無振りカイオーガを確定1発
禁伝枠①兼びっくり枠。
ジガルデをアタッカーで採用するメリットは主に3つあり、オーガザシアンの取り巻きに対して大体互角以上に戦えること、受け絡みに対して草結びを入れることでストレスフリーなこと、環境に蔓延っていた電磁波に耐性があるエースだということが挙げられる。
持ち物は地面技の倍率を1.2倍以上にしなければザシアンへの乱数が怪しくなる。なのでザシアンを確実に狩ることが出来る命の珠or柔らかい砂or達人の帯の3択になるが、珠は定数ダメージが痛すぎる(PF時29ダメージも入る)、達人の帯はスカーフカイオーガにダイアースを1発耐えられて上から2発攻撃されてしまうのが弱いのて、最終的に地面技を常時1.2倍にすることが出来る柔らかい砂を持たせた。
技はザシアンへの打点と破格の効果を持つサウザンアロー、ザシアンを見て選出されるヌオーを狩ることが出来る草結び、周りのサポートを絡めてオーガザシアンを崩せるようになる竜の舞、対サンダーに対してダイマックスを切っても打点が欲しかった為、サンダー時折ヌケニンホウオウへの打点になるストーンエッジを採用した。
PF時の体力まで考慮すると龍舞を積めるタイミングは非常に多く、何回も3縦してくれた。
④メタモン@拘りスカーフ
特性:かわりもの
性格:陽気
実数値(努力値)H155(252)-×-×-×-×-S110(252+)
技:へんしん
調整意図
様々なスカーフ判定が出来る最速
対オーガザシアンやザシアン黒バドレックスの詰め筋を担う枠。
ザシアンが入っている構築ではザシアンを受ける枠も選出してくれるので、ザシアンの引きに合わせてジガルデや水ウーラオスに釣ってサイクルを崩す立ち回りが非常に強力だった。
また構築単位で重い黒バドレックスを誤魔化す枠として重宝した。
無難に強かった。
⑤ザシアン@朽ちた剣
特性:不撓の剣
性格:陽気
実数値(努力値)H197(236)-A191(4)-B136(4)-×-D137(12)-S220(252+)
技:きょじゅうざん/じゃれつく/噛み砕く/剣の舞
調整意図
ステルスロック+A実数値191の+2居住斬を最高乱数以外耐え
DL調整
ミラー意識最速
禁伝枠②。ジガルデと相性補完や良い禁伝だと言うことだけを理由に最初は採用した。しかし、ザシアンがいることで最低限のタイプを生かしたサイクルを回せる事や、ザシアンの対策をヌケニン、メタモンなどで見ている構築に対してはグレイシアの身代わりバトンを絡めることで簡単に3縦することが多々あったので流石環境topだと感じた。
技構成はザシアンの核ともいえるきょじゅうざん、サンダーやゼクロムへの打点としてじゃれつく、グレイシアの身代わりバトンと組み合わせることでルギアジガルデ絡みの並びを簡単に崩すことが可能になる剣の舞、最後の打点は構築単位で重い日食ネクロズマに対して剣の舞を絡めることでダイマックスを強要させることが出来、ジガルデと同居しがちのヌケニンで止まらないように噛み砕くを採用。
火力は正直足りませんが、ザシアンミラーでの引き先がいない構築なので、すべてのザシアンに対して合法的に突っ張ることが出来るHSベースで採用したことは間違っていなかったと思う。
⑥水ウーラオス@拘り鉢巻
特性:不可視の拳
実数値(努力値)H175-A200(252+)-B120-×-D81(4)-S149(252)
調整意図
水流連打+アクアジェットでH252B4ザシアンが198ダメージ~(ほぼ確定)
補完枠。オーガザシアン+カバルドンやマンムー、ヒヒダルマの並びやホウオウ軸、ディアルガ軸に積極的に選出した。ザシアンオーガにも積極的に選出するので、ザシアンをインファイト+アクアジェットで縛れる意地っ張りで採用。
水ウーラオスは悪ウーラオスと違い鋼が半減なのでザシアンウーラオス対面でメタモンやザシアン引きが成立するのが非常に強力だった。有利対面でウーラオスの攻撃を相手の交代際のザシアンに当てて、メタモンや(同速勝つ前提ですが)ザシアンに強引に引き数的有利を取るという行動を取れる。
技は一致技で役割対象に押す水流連打とインファイト、ザシアンを縛ることが出来る様になるアクアジェット、HBサンダーに交代読みで当てたり構築単位で重たいガブリアスやジガルデに対しての打点となる冷凍パンチを採用。
上記の並びに対して1回有利対面を取った時の負荷は凄まじく、様々な並びを強引に崩してくれた。
但し、構築単位でキュレム系統や電磁波ミミッキュが重たい為、陽気も一考だったかもしれない。
主な選出
vsオーガザシアン(有利)
→から3体
地面枠がランドロスの場合→
地面枠にカバルドンやマンムーがいたらウーラオスを選出に搦めるかザシアンで強引に削ってジガルデ圏内に押し込むことで対策していた。
→
→
vs黒バドレックスザシアン(有利)
→
サンダーで対面を操作しながらジガルデのダイアースで要塞化を目指すorメタモンを通すことを意識した。
vsルギア、ジガルデ絡み(五分)
→or
身代わりバトンをザシアンorジガルデに繋げられたら勝てる。如何にザシアンに電磁波が入らないように立ち回るかを意識した。
その他臨機応変に選出
重いポケモン
日食ネクロズマ
→ウーラオスが水なので、まともに相手できるポケモンがジガルデしかいない。切り返す場合ジガルデが龍舞を積めなくなるので裏で簡単に切り返されてしまう。辛かった。
→打点がないので簡単に詰む。サンダーの圧で選出させない、当たらない事で対策していた。
→構築内で絶対に勝てるポケモンがいないので、当たったら辛い戦いを強いられる。
最終日は当たらなかったのでまだ何とかなった。
感想
※以下敬体
今期はレート1900を最低ラインの目標として設定していたため、目標を達成することが出来て嬉しい限りです。
来季のランクマで潜るかどうかは未定ですが、もし潜るなら今期届かなかったグレイシアとレート2000を目標に頑張って行きたいです。
結果
メインロムTNどら
→最終日のみTNカイ
最終203位(レート1938):96勝57敗
サブロムTNどら
最終338位(レート1903):64勝31敗
最高レートは
から1勝したのでレート196Xぐらいです。正直あと3~4勝でレート2000が届く距離だったと思うと悔しく気持ちもあります…
special thanks
対戦していただいた方々
→対戦出来て楽しかったです!対戦ありがとうございました!
ここまで読んで頂いた画面の前のあなた
→読んで頂きありがとうございました!