S25最終1837(789位) 美麗グレゼルネ
初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます。どらと申します。今回はS25(禁伝あり+ダイマあり環境)で初めてグレイシアと最終3桁を達成することが出来たので記事を書こうと思います!
※PTは部分的に入れ替わっていた為、最高レートを達成した際の構築を書きます。
パーティーの見た目
※以下常体です。
※多々略語を使いますがよろしくお願いします。
目次
構築作成経緯
採用順
→→→→→
①相棒のグレイシアを愛を理由に採用。
②グレイシアを主軸に添える時、ウーラオスというポケモンが自然に重くなってしまう。なのでグレイシア+ウーラオスに弱い禁伝で選出することが極めて困難だった。なので禁伝枠はウーラオスに強いことを最低条件とした。その内条件に当てはまりグレイシアの緩やかな起点作成から一気に場面を制圧することが出来るゼルネアスに決定。
(ウーラオスに強そうなザシアンやイベルタルは格闘等倍の為、グレイシアに飛んでくるインファイトが痛く候補から外れた。)
③ゼルネアスに誘われて出てくる鋼タイプのポケモン(主にナットレイやヒードラン)に強い2体目の積みエースとしてバシャーモを採用。
この3体の展開寄りの選出が非常に強かった為PTで固定することにした。
→
④ゼルネアスをヌケニンで止めに来る構築に対して圧をかけつつ、上記3体で重たいザシアン軸や、日食ネクロズマ軸に対して緩やかなクッションとなれるカバルドンを採用。
⑤上4体でもザシアンが無理だった為、ザシアン以外にも役割を持ちつつ、ザシアン軸に強めなサンダーを採用。
ここまでの並びはシーズン中盤ぐらいに決定。
⑥ここの枠は色々なポケモンを試して来たが、構築単位でゼルネアスをコピーされたメタモン、対面構築寄りのムゲンダイナ軸、ゼルネアス軸が辛く、また氷タイプの一貫(主に意識)も同時に切りたかったので、最終的に全てを誤魔化せそうなギルガルドを採用。
コンセプト
個体紹介(採用順で記載)
①グレイシア@気合の襷
特性:ゆきがくれ
性格:臆病
実数値(努力値):H151(84)-×-B131(4)-C176(204)-D116(4)-S123(212+)
調整意図
HB:陽気水ウーラオスの鉢巻水流連打を76%で耐える
C:無振り黒バドレックスをシャドーボールで確定1発
S:S-1準速ムゲンダイナ抜きのムゲンダイナ抜き/遅いカイオーガやサンダー抜き
相棒枠。禁伝環境でのグレイシアの役割の持たせ方を考えた結果、主にカバルドンが展開しづらそうな黒バドレックス、カイオーガ、ムゲンダイナ、時折白バドレックス軸に先発から出し、襷を盾に裏のエースの展開補助を行ってもらうことにした。
努力値は黒バドレックス軸に同居している鉢巻水ウーラオスの水流連打に1撃で倒されない様に耐久を少し上げたCSベース。火力を落としても元々のC種族値が高い為最低限の削りは行える。
技構成はカイオーガなどの構築単位で重い水タイプを削れるフリーズドライ、エースの展開補助の為に必須の欠伸、S操作をすることでゼルネアスを上から積める様にする凍える風、ゼルネアスを見て出てくるヌケニンや黒バドレックスへの打点としてシャドーボールで完結。シャドーボールを入れた副産物として日食ネクロズマや白バドレックスに隙を見せなくなった。
襷枠は対面性能が必須だが、グレイシアは最低限の対面性能(凍える風+フリーズドライによる縛り性能)を持ちつつ、積みの起点も緩やかに作ることが出来ることが他の襷枠との違い。
グレイシアと3桁に残れて良かった。嬉しい。
②ゼルネアス@パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
性格:臆病
実数値(努力値):H201-×-B116(4)-C183(252)-D118-S166(252+)
技:ムーンフォース/ドレインキッス/10万ボルト/ジオコントロール
調整意図
最速イベルタル意識の最速
禁伝枠。ザシアン、ネクロズマ、メタモンに対面勝てない事を除けば強かった。
ゼルネアスは確実にジオコントロールを積むための耐久振りが一般的だが、確実に積むことよりもグレイシアが誘うウーラオスへ受けだしから切り返すことが出来る最速で運用していた。物理耐久が脆いと感じていたが、最速のお陰で拾えた試合が数多だったので選択は間違えていなかったと思う。
技構成は一致打点のムーンフォース+場持ち性能が飛躍するドレインキッス、バシャーモで起点に出来ないドヒドイデ、ホウオウ等をゼルネアスで突破できるように10万ボルト、積技のジオコントロールで完結。
気合玉は相手がケアしてくれることや、気合玉を入れる際の役割対象であるナットレイやヒードランは裏のバシャーモで起点に出来る為切った。
③バシャーモ@命の珠
特性:加速
性格:意地っ張り
実数値(努力値):H155-A189(252+)-B90-×-D91(4)-S132(252)
調整意図
準速80族と同速勝負ができる準速AS
余りD
MVP。ゼルネアスが苦手なザシアン軸、ネクロズマ軸、鋼タイプを起点に相手のPTを崩す枠。
持ち物を珠にすることにより無振りサンダーを+1ダイロックで確定、+2ダイバーンでHBカバルドンを高乱数に出来る為全抜き性能が格段に上がる。
技は一致打点のフレアドライブ、インファイト、欠伸を絡めることで崩せる範囲を広げる剣の舞、最後の枠は色々試したが最終的に構築で重たいリザードンや瞬発的なサンダーへの打点としてストーンエッジにした。
素でストーンエッジを1回も外さなかったので偉すぎた。
④カバルドン@オボンの実
特性:すなおこし
性格:腕白
実数値(努力値):H214(244)-A132-B170(132+)-×-D109(132)-S57
調整意図
HD:特化サンダーの珠ダイジェット最高乱数切り耐え
HB:陽気ザシアンの+1きょじゅうざんをオボンの実込み2耐え
グレイシアが選出出来ない日食ネクロズマ軸やザシアン軸に選出する起点作成枠兼クッション。
技はテンプレの地震あくびステロ吹き飛ばし。体力管理が可能な怠けるやランドロスやカイリュー意識の氷の牙も欲しかったがどの技も切れなかった。
選出した時はしっかり活躍してくれるいぶし銀だった。
⑤サンダー@アッキの実
特性:静電気
性格:図太い
実数値(努力値):H197(252)-×-B143(196+)-C145-D110-S128(60)
技:放電/暴風/身代わり/羽休め
調整意図
S:準速ウオノラゴン抜き
余りHB
ザシアン軸、日食ネクロズマ軸、時折ホウオウ軸に選出する麻痺撒きポケモン。
構築を使っている際にラグラージ+ザシアンの並びがかなりきつかった為ラグラージを起点にザシアンまで崩しに行くことが出来るアッキの実+身代わり型で採用した。
流石環境topということもあり何をやっても強かった。但し剣舞ザシアンには運が上振れないと勝てないので無理。
⑥ギルガルド@弱点保険
特性:バトルスイッチ
性格:意地っ張り
シールド実数値(努力値):H167(252)-A84(60)-B160-×-D185(196)-S80
技:アイアンヘッド/影打ち/剣の舞/キングシールド
調整意図
HD:臆病ゼルネアスの2段階上昇ムーンフォースをシールドフォルム時2耐え
A:H155B116ゼルネアス(ゼルネアスをコピーしたメタモン)にダイマを合わせ、ダイウォール→ダイスチル→ダイウォール→影打ちでゼルネアスを確定で落とせる(目安)。
主にメタモンが入っている構築、ムゲンダイナ軸、ゼルネアス軸に選出する枠。持ち物はムゲンダイナを確実に切り返すことが出来る様になる弱点保険で採用した。
技は一致打点でムゲンダイナとゼルネアスに通るアイアンヘッド、構築内で先制技が1つでも欲しかった為影打ち、場持ちをよくするためのキングシールド、メタモン+受けの並びを崩せるように剣の舞で完結。
主な選出
以下禁伝top5に対する選出
vsサンダーザシアン(微不利)
→+から2体
カバルドンで展開してバシャーモで破壊するorサンダーで詰ませる。
勝率は地面枠と水枠に何のポケモンがいるかで依存する(は有利寄り、がいる場合は不利)
vsイベルタル(有利)
→+@2
ゼルネアスを止めてくるポケモンを裏で対処or起点にしてゼルネアスを通す。
主に
ミミッキュがいる場合→交換が成立しそうなカバルドンorサンダー
を選出する。数的不利を取っても切り返せそうだと判断した時は初手にグレイシアを選出する(初手ダイマックスに合わせて欠伸で対抗可能+起点を作れる為)。数的不利を取ったら負けそうな時には、初手ダイマイベルタルを牽制できるゼルネアスを初手に置くことで大体対応できていた。
複数ゼルネアスを対処できるポケモンがいるとき以外は勝てた印象。
vs黒バドレックス(五分)
→++or
黒バドレックスの攻撃は受からないので初手グレイシアで奇襲を仕掛けにいくorゼルネアスで全て貫く。相手視点初手黒バドレックスの立ち回りは ミラーコートをケアする身代わりor拘っている為アストラルピットを打つ 2択が多かったので、シャドーボールから入ることで意外と何とかなった。
グレイシア+ゼルネアスの選出は確定で、3体目は黒バドレックスと同居しているバンドリを誤魔化すことが出来るカバルドンを選出することが多かった。
vsカイオーガ(→有利 →不利)
→++or
相手視点カバルドンの起点作成を嫌いカイオーガから入ってくるのでグレイシアを初手に合わせて削りに行く。ナットレイに退かれても欠伸→フリーズドライで目の前に起点が出来るorカイオーガを削れる状況が出来るので悪くない。
疲弊したオーガの前でゼルネアスがジオコントロールを打ち、ナットレイに処理される。その後ナットレイの前でバシャーモが剣舞して一掃する試合が多かった。
但しミミッキュを絡めて対面的にゼルネアスを処理されると勝てないのでオーガサンダーナット以外のカイオーガ軸にはサンダーで頑張って誤魔化そうとしていたが辛かった。
vs日食ネクロズマ(五分)
→++から1体
カバルドンを絡めてバシャーモを通しに行く。残り1体でバシャーモが苦手なポケモンを対処する。日食ネクロズマにダイスチルを打たれる前にバシャーモを展開することが重要だとシーズン終了後に気づかされた。遅い…
以下大雑把に
vsムゲンダイナ(ミミッキュがいなければ有利)
→++or
vs壁ゼルネアス+(有利)
壁役が→++@1
壁役が→++
頑張ってゼルネアスで先に積めば勝てる。
vsホウオウ(有利)
→or++or
vsジガルデ(有利)
→++
グレイシアが取り巻きにも刺さるのでプレミをしなければeasy winを取りやすい。
重いポケモン
速い剣舞
→重すぎる。カバルドンで流してバシャーモを通すしか勝ち筋がない。
カバルドンに強い地面タイプ+ザシアン+
→サンダーを頑張って対面させて処理しましょう。出来なかったら無理です…
ウオノラゴン
→ザシアン軸以外はグレイシアを初手で合わせないといけない。ザシアン軸には初手で唯一5分で戦えるサンダーを置かないといけないので選出が辛くなる。
→剣舞型は誰も止められないので無理。ミミッキュが堪えるイバン型やのろい身代わり痛み分けなど全抜き性能が乏しい型ならまだ何とかなる。
→エースが強すぎるためコピーされる事を常に意識しないと負ける。
感想
※以下敬体
以前の竜王戦ルールではどの様にグレイシアを活躍させたら良いか分からず、正直諦めていました。
しかしながら今回グレイシアの役割をしっかり考えた結果、初めての最終3桁を取ることが出来て嬉しい限りです。
来季のランクマは現実や他のポケモン予定で忙しく潜る気はないですが、もし潜るなら最終レート1900以上を目標に頑張って行きたいです。
結果
サブロムTNどら
最終789位(レート1837) :54勝27敗
メインロムTNどら
最終1406位(レート1781):107勝79敗
レンタルパーティ
※努力値の振り方を間違えていたのでレンタルパーティを新調しました。もし以前のレンタルパーティを借りた方が入れば申し訳ございません。
special thanks
黒帝杯を開催してくださったあっしゅさん
→黒帝杯が今期のポケモンのモチベに繋がったのでこの場で感謝の気持ちを添えさせていただきます。
応援してくださったナツさん、ラムカさん
→終盤でモチベが落ちているときに応援してくれて嬉しかったです!
ここまで読んで頂いた画面の前のあなた
→読んで頂きありがとうございました!